3月8日から開催されるWBCの開幕が迫ってますね!
過去最高チームとの呼び声も高いですね。
注目選手の一人として”ラーズ・ヌートバー”選手がいますが、正直日本での認知度は低いと思います。
そこで今回はヌートバー選手についてまとめてみたいと思います。
ヌートバーはなぜ日本代表に?
名前や見た目からして日本人には見えない彼がなぜ日本代表としてWBCに参加できるのか?
それはWBCの大会規定にあります。
以下がWBCの出場資格です。
①当該国の国籍を有する
②当該国の永住資格を有する
③当該国で出生した
④本人の親のどちらかが当該国の国籍を有する
⑤本人の親のどちらかが当該国で出生した
⑥当該国の国籍またはパスポートの取得資格がある
⑦過去のWBC大会で当該国の出場枠に登録された
では、ヌートバー選手は一体どれに該当するのか?
彼の母親は埼玉県出身の日本人です。
ですので、④・⑤が該当し、今回日本代表として出場することになります。
ヌートバーの国籍や日本名
ヌートバー選手の母親は日本国籍だという事がわかりましたが、では本人の国籍はどこなのかというとヌートバー選手本人はアメリカ国籍でした。
カリフォルニア州ロサンゼルスのエルセグンドという町で産まれました。
ただミドルネームは”テイラー・タツジ”で、本名は”ラース・テイラー・タツジ・ヌートバー”となります。
さらに彼は日本名もあり、”榎田 達治(えのきだたつじ)”です。
榎田というのは母の旧姓で、「達治」は祖父の名前からとっているそうです。
小さい時はほぼ毎年母親の実家へ帰省していました。
ヌートバーと日本との縁
そんなヌートバー選手の日本との繋がりは母親だけではありません。
なんと8歳の時に日米親善高校野球大会で訪米していた当時の日本代表選手のホームステイ先として選手の受け入れをしていたそうです!
その中にはあの田中将大投手やハンカチ王子こと斎藤佑樹投手もいたんです~
日本チームのバッドボーイもやっていたんですって!
当時9歳だったラーズをすごくかわいがってくれたんです。チーム内でも“野球大好き少年”がいる、って知られていったみたいで、練習に来なよと誘われて。代表の子たち全員、気さくで明るくて、ラーズに親切にしてくれました。お別れのときは案の定、ラーズ号泣……。「また来てね」「優しくしてくれてありがとう」ってガン泣きでした(笑)。そこからいわゆる“日本の球児”の影響をもろに受けてましたね。
Number Webより
ちなみに、ホームステイをしていた2人とは今でも交流が続いているそうで、他のメンバーもヌートバー選手の事を覚えているそうです。
さらに、10歳のころリトルリーグのオールスターチームに選ばれた際のムービーで日本代表になると言っていたそうです。
‘My name is Lars Nootbaar, No.21. And I’m a Japanese’.
僕の名前はラーズ・ヌートバーです。背番号は21。日本人です。‘I’m representing my country for Japan’.
Number Webより
僕は日本を代表してここにいます。
有言実行してますね!すごい!
今は代表入りしたため、お母さんから「君が代」を教えてもらっているそうです。
ヌートバーのスポーツ経歴は?
幼少期の夢をかなえて日本代表になったヌートバー選手ですが、実は高校時代には野球とアメフトの二刀流でした。
メジャーリーガーになり、日本代表にもなったので野球を主にしていたのかと思っていたのですが、なんとアメフトでもQB(クォーターバック)で3度のMVPに輝いたことがあるほどの選手でした!
大学進学時には両方の部活から声がかかっていたそうです。
どちらでも一流の選手だったのですね。
まとめ
日本ではあまりまだ知られていなかった選手ではありますが今や注目度は高いですね。
選手としての能力もさることながら、人となりを知りよりヌートバー選手を応援したくなりました!
WBCでの試合での活躍が楽しみです!
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